真性包茎の種類と手術方法
包茎をコンプレックスに思っている人は多いと思いますが、真性包茎の場合、亀頭包皮炎や尿路感染症などにかかるリスクが非常に高く、また性感染症を広める大きな要因となってしまうので、手術による治療が必要です。
真性包茎には「真性包茎癒着型」「真性包茎強度絞約型」「真性包茎ピンホール型」「真性包茎混合型」があり、治療の値段や手術方法はこれらにより変わってきます。
またこれらの種類の包茎が複合した真性包茎となっている場合もあるので、その時は複数の治療を行う必要が出てきます。
真性包茎の手術方法は、仮性包茎と違い余剰包皮を排除する必要があるので、切って縫合する手術となります。
癒着している場合は、その部分を丁寧に剥離形成し余剰包皮を切除します。
手術中痛みを感じることはなく、また1時間以内に終わることがほとんどです。
病院により相違があると思いますが、基本的に術後2週間を過ぎれば自慰行為や性行為も可能です。
保険も適応される真性包茎手術にかかる値段
先ほども申しましたように、真性包茎は様々な病気にかかるリスクがあります。
また通常の性行為を行うことも難しいこともあり、治療には保険が適応されます。
しかしどのクリニックでも適応されるわけではないので、事前に下調べをする必要があります。
手術の内容や実績から自分がここで治療を受けたいと思った時、そのクリニックが保険適応外の場合は、実際に完治までにどれぐらい値段がかかるのでしょうか。
都内の某クリニックを例に挙げますと、まず事前のカウンセリングは無料となっています。
ナイロン糸を使用した切開手術は約8万円、吸収する糸を使用した切開手術は約11万円、またアフターケアは無料となっています。
保険適応で治療を行う場合は、「環状切除法」という方法でしか手術を受けることができません。
値段は初診から完治するまでに自己負担が約3万弱と非常に安く抑えることができますが、手術痕が残ってしまう為、自分の予算と今後のことをよく考えてから決断しましょう。
まとめ
仮性包茎と違い、真性包茎は様々なリスク回避の為早急な手術を求められます。
後回しにしている人も多いと思いますが、一度手術を受けると健康維持だけでなく、コンプレックスが解消し自分に自信が持てるようにもなります。
保険適応外のクリニックでの治療は決して安い値段ではありませんが、実績のあるクリニックを選べば一度の手術で済むことですので、後に手直し手術を受けて余計な出費が必要になることを考えると、賢い判断なのかもしれません。